読者の声

「種子島の釣魚図鑑」

●たましだ舎の出版物は故郷の百科事典のようなものです。特にこの図鑑の魚の色はすばらしい出来栄えです。(鹿児島県・男性)

「山門」

●私は、おふくろが増田の出身だったので、小さい頃水車のある川で遊んだことが頭に残っています。

 先日、不思議な体験をしました。夜中の2時頃目が覚めたので、買い求めてあった「山門」を一気に読みました。その日の夕方、全く別の仕事で二人の方と会いました。最初の方は、遠藤源三頼堅と縁のある野間の方で、ちょうどこの本を手にしておられ、頼堅は良い人だったんだと安心しておられました。次に会った方は、来る途中で道を間違え20分ほどウロウロしてしまったが、実は千草原周辺にまぎれこんでいたということでした。 この一連の出来事は、本を読んだ後の「夢」だったのか、あるいは作者の言う「幸せな出会い」だったのでしょうか。(島内、男性)

「はごろも」

●本が薄く読みやすかったので一気に読み終えることができました。読み進めていくと、これは本当のことなのか、どの史料を参考にこの本を書いたのかということを知りたくて仕方がありませんでした。著者のあとがきみたいなものがあればと思いました。(島内、男性)

◆解説に鮫嶋氏が挙げておられる「種子島家譜」、「御家年中行事」に出てくる史実をもとに「はごろも」は書かれていますが、もともとは種子島にある文化伝承館〈月窓亭〉で承ったお話が出発点です。この他にも興味深い史実が種子島にはたくさんあります。鮫嶋氏の「写真で見る種子島の歴史」には、カラー写真と簡潔な説明があります。私も参考にさせていただきました。(著者

●美しい紗江と喜道の悲恋、大塚の処刑シーンと喜道の最期のシーンは悲しく美しい。作品の随所に散りばめられた「はごろも」のイメージが儚くて夢をみているようでした。(鹿児島県、女性)

●手頃なサイズで装丁もよく値段的にも手にしやすい。(島内、男性)

●大塚の生き方はまさしく武士。こんな人物は現代にはもういない。(鹿児島県、女性)

「写真で見る種子島の風景」

●美しい種子島の風景にため息がこぼれます。一つ一つ足を運んで種子島の良さを再確認していこうと思っています。(島内、男性)

●p.27の犬城海岸の説明中「馬立の岩屋」とありますが、「はごろも」では「魔多天の岩屋」とも書かれていますね。また、「日本最初のさつまいも栽培地の記念碑」も取り上げて欲しかったです。(東京都、女性)

◆おっしゃるように「またて」には色々表記があって「魔立」という記載もあります。(編集室)

「写真で見る種子島の歴史」

●種子島には想像を絶するほど太古の歴史、文化がありそれらの遺跡の多さに驚嘆するとともに誇りを感じた。帰郷の折にはぜひ訪ねたいと思う。 (千葉県、70代)

●良い本ができましたね。写真がよく出ていて、製本もしっかりしています。(鹿児島県、80代)

●本の値段は高くてかまいませんので、字を大きくしてください。より詳しい第2集を期待しています。(島内、70代)

●これをガイドに子どもと一緒に種子島を勉強したいと思います。P14の阿嶽洞窟を増田犬城海岸とありますが熊野海岸ですよね。(島内、40代)

◆ご指摘の通りです。第2刷で訂正しました。(編集室

●我家の家系図調べの参考にしています。(福岡県、40代)

●手に入れてずーっと最終頁までめくってしまいました。中学生の時「種子島家譜」の復元や「本城遺跡」の発掘の手伝いをしたことなど懐かしく思い出しました。(千葉県、60代)

「写真で見る種子島の自然」

●種子島に移住して十数年、いつも身近に触れている植物、生物の名前などあらためて見直して新鮮な驚きと再確認ができました。まだまだ自然についていっぱい知りたいのでPART II, PART IIIと出してほしい。(島内、50代.)

●イーモンメとイタドリの違いなどの解説記事も欲しかった。動物と植物に分け、写真も大きくして新しい編集での再出版を希望します。(島内、60代)

●種子島に住んでいながらも初めてみる物、見ていても名前を知らなかった物などに対して理解を深められて大変有益でした。こちらの不勉強もあって、もう少し説明があればありがたい。(島内、20代.)

●科名のないのが惜しいと思います。(北海道、70代)

◆今回は紙数の都合もあり、またできるだけたくさんの写真を載せるようにしたため、説明が不十分になりました。次回は島の植物図鑑のようなものを企画中です。(編集室

●大変なつかしく楽しみながら読ませていただきました。(神奈川県、70代)

●「種子島の地形」のページに安納が記されてないのでがっかりしました。(東京都、60代)

◆編集の手落ちでした。改訂版に追記します。(編集室)

●一部間違いがあります。P19中段は不明ですが、下段は明らかにヒラスズキです。(島内、40代)

◆ご指摘ありがとうございました。お詫びして訂正します。(編集室

●目の前の家にときどきやってくる鳥の名前を見つけて感激したことは一生忘れないと思う。イソヒヨドリの雄でした。(島内、男性)