19日午後2時29分、種子島宇宙センターからH-ⅡAロケット35号機が打ち上げられ、搭載された準天頂衛星みちびき3号機(静止軌道)は予定の軌道に投入されたそうです。
展望所のひとつ、長谷公園にはたくさんの人々が打ち上げを待っていました。
カウントダウンのアナウンスに合わせて321と声を上げる場面も。
10数秒で轟音が届きます。
ロケットの頭の部分に雲のようなかさができ……
ぐんぐんとスピードを上げていきます。
この見学場所ではあいにく雲に行方を遮られてしまいました。
日本版GPSは民間の利用に様々な利便をもたらすものですが、もともとはアメリカのGPSが使えなくなる事態に備え、日米同盟のために計画されたシステムで、また、永続的に維持するために宇宙産業に需要を保証する役割があるそうです(宇宙基本計画工程表)。
旧種子島空港の端にたてられているドームは、この準天頂衛星みちびきのデータを受信するためのアンテナだそうです。
コメントをお書きください
hisa (日曜日, 20 8月 2017 16:29)
面白いね、この笠はよくおこる現象かな?報道写真を見ると、先端フェアリング周囲のほかに下のブースター群を囲むリング状の雲も見えます。発生メカニズムを知りたいところです。