宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7月20日、夜11時と11時57分に鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所から観測ロケットS310-42号機とS520-27号機を打上げました。
大気上層部の電離圏の電子密度や温度などをしらべるもの。
風の観測のため、S310ではアルミニウム化合物を噴射。
月夜の空に幻想的な白い発光雲が出現しました。
このようすは種子島西之表市からも見られました。
(写真をクリックすると大きい画像で見られます。)
なお、S520(写真下)では、さらに高いところでリチウム蒸気を噴射。
月の明かりで赤く発光するようすはJAXAの観測用ジェット機などで観測されたもようです。
hisa (火曜日, 23 7月 2013 10:28)
高度70km~300kmにおける超高層大気にも複雑な風の流れがあるんだね。やはり地上同様高気圧とか低気圧とかあるのかな。
月の明かりで観測するなんて面白いこと考えるもんだ。かぐや姫。